教職員が
皆さんにおすすめする本を紹介するコーナーの第5弾。
今回は1月に入職しました事務局の橋本が
佐々涼子さんの『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』を紹介します。

この本との出会い
社会人になってから本を読む機会が減ってしまい、
普段読まないジャンルの本を読もうと
思った時に出会った作品です。
ネット配信サイトで映像化されるということで
様々な媒体で宣伝しており、
気になって調べたのがきっかけでした。
タイトルの「国際霊柩送還士」という
私が初めて耳にしたお仕事と
ノンフィクション作品というところに
惹かれて購入を決めました。
あらすじ
異境の地で亡くなった人を
故国へ送り届ける仕事が存在します。
国境を越えて遺体や遺骨を故国へ送り届ける
「国際霊柩送還」という仕事に迫り、
どんな姿でもいいから一目だけでも
最後に会いたいと願う遺族に寄り添い、
一刻も早く綺麗な遺体を送り届けたいと
奔走する国際霊柩送還士の物語。
著者の佐々涼子さんが実在する
国際霊柩送還士の会社を取材して書かれ、
第10回開高健ノンフィクション賞を受賞した作品です。
死とは何か、愛する人を亡くすとはどういうことかを
考えさせられる作品になっています。

おすすめのポイント
国際霊柩送還士という決して表に出ないけれど、
社会には必要な仕事を知ることができて良かったと思える作品でした。
ノンフィクションで重たい内容を
著者の佐々さんの言葉で読みやすく表現していて、
死生観について考えるきっかけになる本だと思いました。
自分の中で大切な人を弔うことの意味について考えてみよう、
そしてこれからも『命』について考えていかなければと思う作品でした。
映像化されている作品なのでドラマを先に観ても
本を先に読んでも充分楽しめると思います。
ぜひ読んでみてください!
普段深く考える機会がない命や弔うことについて、
この本をきっかけに考えてみませんか。