インタビュー

選手の夢へ向けてサポートに全力を尽くして

こんにちは 事務局の山崎です。

日本柔道整復専門学校をご卒業され

現在、浦和レッドダイヤモンズ アカデミー本部育成のジュニアチーム⚽でご活躍中の
入江美友梨さんをご紹介します!

入江美友梨さん

日本柔道整復専門学校 第1部(昼間部) 平成28年度卒業
柔道整復師

©URAWA REDS

現在のお仕事の内容を教えてください。

2016年
日本柔道整復専門学校を卒業後、2021年までジュニア(小学3年~6年生)チームで
2022年から2024年はジュニアユース(中学生)チームを担当し
今年からはまたジュニアチームで担当となりました。

具体的には、
選手たちの傷害予防、リハビリ、食事準備など、
成長期の選手たちのコンディション管理全般を行っています。

また、ピッチ外での指導も私の仕事の1つだと思い、
選手たちの練習前後の準備や片付け、遠征時の過ごし方などもサポートしています。

日々のお仕事の中で感じるやりがいや大事にしている想いなどお聞かせください。

「やりがい」というよりも、
選手たちが日々成長している姿を目の前で見られることはとても楽しいです。

選手たちはみんな成長過程なので失敗も多く、
大人から怒られることもありますが、それを受け止めて変化していく姿、
そして選手たちが自ら立てた目標達成した時は、
選手と同じ目線で喜ぶことができます。

小学生とはいえ、みんな夢をもってこのチームに入ってきています。
その夢に向かって私たちはサポートすることしかできず、
実際に昇りつめるのは選手たち本人です。

何でもやってあげるのではなく、
夢に向かってどんなことが必要なのかを自分自身で切り拓いていけるように、
傷害予防やコンディショニングを通して伝えることを心がけています。

在学中で印象に残っている授業、それ以外もあれば教えてください。

もともと私は大学生の時に
学生トレーナーとしてアメリカンフットボール部に所属していました。

そこでたくさんの外傷・障害を目の当たりし、
トレーナーとして現場で必要となる知識を身につけたいと思い
柔道整復科を選択しました。

けがしたその場での対応に必要となる知識・技術を身につけられる「柔道整復学」は、
柔道整復師として長年多くの患者さんの治療をしている先生方の授業です。

教科書だけではない
その生きた知識技術は、
自分が現場で働くための自信ともなりました。

トレーナーとしての勉強は大学在学中にしていたので
アスレティックトレーナー専攻科には進みませんでしたが
多くのアスレティックトレーナーの方が卒業されている花田学園は、
そこへ繋がる道があることが魅力でした。

今後、お仕事で挑戦したいこと、目指していることがあれば教えてください。

今はこのチームで、
夢に向かって走り始めたジュニア選手たちを入口で迎え入れて、
1人でもズンズンと進んでいけるような選手を育てることが目標です。

そしてその先に、
選手たちが好きなサッカーを楽しみ、実を結ぶことができれば最高です。

展望としては、
トレーナーとしてアカデミー選手を見た経験を活かし、
公立中学校の部活動でのサポートもしてみたいと思っています。

どのような形でとはまだ言えませんが、
部活動の顧問の先生は
トレーニングやケガの専門知識がない中で担当していることも多いと思うので、
そのサポートをトレーナーができればいいなと思っています。

最後にこれから花田学園を目指す方々に向けて、一言メッセージを‼

トレーナーという仕事は、日本では型にはまっているものではなく、
自分自身でどのようなトレーナーでありたいかを考えることが大切だと思います。

そこを定めたら、あとは勉強と現場の繰り返しです。

花田学園には
生きた知識・技術を教えて頂ける先生方がたくさんいらっしゃるので、
トレーナー現場で必要とされる処置、対応を勉強できる環境がそろっています。

現場の経験を積める機会や場所もたくさんあり、
自ら動き出すことで掴めるチャンスもたくさんあるので、

自分の目的、信念をぶらすことなく、常にチャレンジ精神を持って頑張って下さい!

◆写真提供:URAWA REDS◆

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