Life Up

オススメノ本紹介シマス vol.6

教職員が
皆さんにおすすめする本を紹介するコーナーの第7弾。

今回は事務局の辰野が
ロバート・キヨサキさんの『金持ち父さん貧乏父さん』を紹介します。

この本との出会い

普段あまり本を読む習慣はないのですが、
今回の企画をきっかけに図書館へ足を運びました。
そこで目に留まったのが『金持ち父さん貧乏父さん』。
タイトルに強く惹かれ、手に取ったのが始まりでした。

あらすじ

著者のロバート・キヨサキ氏には、二人の「父」がいました。
一人目の父は、
良い教育を受けて安定した職に就くことこそが成功への道だと信じる人物。
もう一人の父は、
学歴よりも「お金について学ぶこと」の方がはるかに重要だと考える人物でした。

著者はこの対照的な二人の父のもとで育ち、
子どもながらに数々の経験を通して
「ファイナンシャル・インテリジェンス(お金に関する知性)」の
大切さに気づいていきます。

本書はその経験を交えながら、
読者にお金の考え方や知識の重要性を伝えてくれる一冊です。

おすすめのポイント

〇 お金の「常識」をひっくり返してくれる

学校や家庭で教わる「いい大学 → いい会社 → 安定収入」というルートが、
必ずしも豊かさに直結するわけではないことをわかりやすく解説。
「お金のために働く」という考え方から、
「お金に働いてもらう」という発想へ転換させてくれます。

〇 難しい金融知識がなくても理解できる

投資や会計の専門用語はほとんど登場せず、
物語形式で「金持ち父さん」と「貧乏父さん」の考え方が描かれます。
初めて読む人でも「資産と負債の違い」といった
基本的で大切なお金の知識を自然に学べるのが魅力です。

近年は物価の上昇や社会の不安定さから、
将来に不安を感じる人も多いのではないでしょうか。

そんな時代にこそ、『金持ち父さん 貧乏父さん』は
お金に対する新しい視点を与えてくれる入門書として参考になると思います。
「改めてお金のことを学びたい」と思うすべての人に、おすすめしたい一冊です。

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