インタビュー

「みんなで豊かになること」を常に意識して

こんにちは 事務局の久田です。

日本鍼灸理療専門学校を卒業され
現在、出張専門の訪問マッサージ・鍼灸事業などで
活躍中の芝野 洋幸さんをご紹介します!

なお、芝野さんには
8/30(土)の学校説明会で実施される
卒業生とのフリートークコーナーに
参加いただくことが決定しました。
入学を希望されている方の質問に
対応していただきます。

芝野 洋幸さん

日本鍼灸理療専門学校
本科(鍼灸あん摩マッサージ指圧科) 第2部(夜間部)
令和4年度卒業
はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師
理学療法士、介護支援専門員

現在のお仕事の内容を教えてください。

私は花田学園を卒業後、
約半年で出張専門の訪問マッサージ・鍼灸事業
「Tact訪問リハビリマッサージ」を開設しました。
出張専門のため、施術所などを構えず、
自宅から各患者様のご自宅や施設等へ訪問し、
健康保険(医療保険)施術と自費施術を
組み合わせたサービスを行っています。

開設して感じたことは、
訪問マッサージの需要がとても高いことでした。
現在、営業活動等を行わず、
地域の往診医やケアマネージャーから
依頼が定期的にあります。

今後は、訪問マッサージ事業以外にも
様々な在宅サービスを展開したいと考え、
株式会社オンデックサークルを設立いたしました。

高齢化社会が加速する中で、
需要に対応できるサービスの形を検討しながら、
活動を広めていければと考えています。

日々のお仕事の中で感じるやりがいや大事にしている想いなどお聞かせください。

様々な職種の方々と連携しながら、
地域に住む患者様に対して、
在宅医療のチームとして関われることに
やりがいを感じています。

地域の中で、鍼灸あんまマッサージ指圧師が
担える役割は思ったよりも多いように感じます。
具体的には、痛みに悩まれている患者様に対して、
往診医からの依頼があります。
湿布や服薬などで対応している中で、
疼痛の軽減がこれ以上見込まれないため、
訪問マッサージ・鍼灸の依頼がありました。
訪問マッサージ・鍼灸を開始してからは、
湿布や服薬の処方が少なくなり、
自宅内での活動性が高まることで、
身体機能の維持が期待できるようになりました。
このようなケースをいくつも経験することができました。

また、介護保険の領域では、
各介護度に支給限度額が設定されているため、
様々な介護サービスを利用していると、
訪問リハビリなどの機能訓練を行えない患者様がおられます。
訪問マッサージ・鍼灸では、
健康保険(医療保険)が利用できるため、
介護保険の支給限度額とは別に利用でき、
とても助かると多くのケアマネジャー様からお声掛け頂いています。

臨床の中で大事にしている想いは、
「自分がもし患者だったら、自分の施術を1番に受けたいか」と
言うことを常に意識して、取り組んでいます。
この想いは常に初心に立ち返ることができるため、
忘れずに毎日意識しています。

在学中で印象に残っている授業等を教えてください。

印象に残っている授業は、
各症例や疾患に対するケースワークを少人数で行った授業です。

在学中には経験することが難しい臨床や
患者様への対応、治療に対する考察などを
様々な先生と一緒にケースワークできたことが、
現在の臨床にも生かされていると思います。

学校では東洋医学を中心に学ぶものと思っていましたが、
東洋医学の治療を行う以前の医学的な知識や、
在宅医療の中でもとても重要なレッドフラッグと言われている、
患者様の危険を知らせる様々な症状などを
客観的に評価するスキルを重要としていた授業でした。

これらは座学だけでは学ぶことができず、
このようなケースワークで学ぶことができた事は、
今になってとても重要だったと肌で感じています。

卒業後の勉強会や同窓会(懇親会)も充実しており、
担任であった先生や同級生、
レジェンドと呼ばれるような大先輩の先生方とも
繋がりが持ち続けられるのも、
花田学園の魅力と感じています。

今後の目標・展望などがありましたらお聞かせください。

先程も述べましたが、高齢化社会が加速する中で、
ニーズに合ったサービスを今後、
鍼灸あんまマッサージ指圧師という資格を生かして、
事業として展開していくことが今後の目標です。

「みんなで豊かになる」を方針として、
関わる様々な方に対して自分ができることを
精一杯やっていければと考えています。

最後にこれから花田学園を目指す方々に向けて、一言メッセージを‼

花田学園では、患者様に接する最初の医療者としての
心得やスキルなどをとても重要視しています。
また様々な先生から経験に基づいた現場に必要なスキルを
身に付けられたことが私の財産となっています。
そのため、私は花田学園をお勧めします。

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