とつげきレポート

鍼灸経絡治療夏期大学2024 3日目~総まとめ編~

経絡治療学会主催の夏期大学、最終レポート。
最終日の様子を教員の吉田がお伝えします!
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ついに最終日・・・

最終日になると、参加者同士が顔見知りになり、すれ違う際の挨拶が初日よりも活発です。
遠方から参加の方は、宿泊しながらの参加でしょうか、
大きな荷物を持つ方もちらほら…

午前中は2日目の続きで班別の実技です。
研究科・阿江班では3人一組になり、
施術者・助手・患者に分かれて1時間で治療をしました。

施術者が責任をもって、患者さんの話を聞いて、四診(診察)をして証を決め(診断)、
鍼を打ち、施術前と後の変化をみるまで、まずはやってみようという時間でした。
吉田が貴重だと感じた時間は、この施術を一通り終えた後の時間です。
監督役の阿江先生だけでなく、患者役と助手役の参加者からフィードバックをもらいました。
良かった点、改善点など、
本当の患者さんからいただく言葉とはまた違うものがあるので、
治療を続けていく上では大きな財産になるはずです!

お昼休憩~カフェテリア~

お昼休憩はみんなカフェテリアに集まっています。
本学の学生たちもクラス・学年・学校の垣根を越えて交流していました。
この3日間で起きた出来事や、講義・実技の感想など情報交換が活発に行われていました。

お昼休憩が終わると、夏期大学名物の全科共通実技が始まります‼

夏期大学名物、全学科共通実技

全科共通実技とは、夏期大学の講師の先生方が各ブースで一斉に治療を行います。
愁訴のある参加者から患者役を募って行われるので、
普段どんな治療をしているのか、本気の治療を見ることができます。

最初は、今回班別実技を担当してくださった阿江先生のブースへ!
最終的に班のメンバー10人全員がブースに集まり、
実技の時間で伝えきれなかったことを実践しながら伝えてくださいました。
熱意がすごい‼

他のブースでは、木戸先生や戸田先生の治療と解説に、
参加者も集中しています‼

閉会

全科共通実技が終わると閉会となります。

参加者それぞれ、「楽しかったー」「疲れたー」「また来年!」と
声を掛け合いながら解散。

東洋医学が好きな人、興味はあるけど少し難しく感じる人、開業を目指している人、
臨床現場に対して不安がある人…など、
様々な鍼灸学生・鍼灸師の先生が集まる三日間はとても活気にあふれていました。

最後に・・・

この記事を最後まで見てくださった夏期大学参加したことのない方へ…
迷ったらまず参加してみるのもありだと思います‼
なぜか…私が思うに、
学校にいるだけでは学べないことを学び
出会えない人と出会うことが刺激となり
秋からの生活に変化が起こるはずと考えているからです。

最後に、
夏期大学講師の先生方、スタッフの皆様。
この猛暑の中、準備から運営まで大変お疲れ様でした。
ありがとうございました‼

3日間のレポート、これにておしまい。

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