こんにちは!鍼灸校教員の吉田です。
8/24(日)、花田学園少林寺拳法部から3名の黒帯(初段)が誕生しました!
今回は、その黒帯までの道のりをぜひとも語りたい!!
少し長くなるかもしれませんが、お付き合いください。
黒帯を目指して
そもそも。
少林寺拳法の帯は白・黄・緑・茶・黒の5色があります。
はじめた時は全員が白帯(見習い)からスタートです。
大人は1つ試験を受けると6級に昇格し、緑帯を締められます。
ちなみに黄色帯は年少部、子供用の級の色帯です。
その後も練習を繰り返して、実技試験と学科試験をクリアしていくと
6級~4級:緑帯
3級~1級:茶帯
初段~:黒帯
と、帯の色が変わっていきます。
花田学園では、
火曜日・金曜日の週2回の稽古をして、
最短、18カ月で初段の
受験資格を得ることができます。
今回、黒帯を取るべく、
初段受験に挑戦したのは
昼本科3年 小幡 1級拳士(左)
昼本科3年 坂井 1級拳士(中)
AT科2年 中堀 1級拳士(右)

以上の3名です。
夏休み、出稽古へ
前期の定期試験が終わり、
夏休みに入ると一気に、
初段受験モードに突入しました。
光澤先生、吉田、そして夜本科1年生の井上六段の指導を受けながら、これまで習ってきた技を総復習しますが、なかなか技と名前が一致しません。

そんな折、
私、吉田が所属している
三軒茶屋道院へも、
出稽古に行きました。
三軒茶屋道院の先生方に
指導してもらうと
「このままでは合格するのは難しい」
厳しい言葉をいただきました。
学業、実習、仕事も一生懸命に
取り組んできた3人ですが
ここで少し、
心が折れかけてしまいました……。

学園の地下柔道場、通い合宿
「このままでは黒帯になれない!!」
そんな危機感を持ちつつ、転んでもただでは起きないのは、小幡さん。
学校に来て自主練習し、三軒茶屋道院の練習日には必ず参加し必死に食らいついていきました。
進捗が頭一つ抜けてきた小幡さんを横目に部長の坂井さんも「絶対に3人で合格するんだ」と心に決め、2人に引っ張られるように中堀さんも練習に励みました。

特に、最後の一週間は時間を惜しむように練習し、光澤先生はお昼ご飯にお弁当を差し入れしてくださいました。
ついに、受験当日
今回の受験会場は
エスフォルタアリーナ八王子
渋谷駅から1時間ほどの
京王線狭間駅から徒歩1分
天気は快晴、
最高気温38℃の酷暑でした。

会場には学生から社会人まで、都内の支部から多くの拳士が昇格のために集まっていました。
午前中に学科試験、午後から実技試験というスケジュールでした。
学科試験を終えて戻ってきた3人の顔色は三者三様。
午前中の試験のできなかった部分が気になっていたり、開き直って実技試験に向けてお昼ご飯のおにぎりをほおばっていたり、午後の試験に向けて緊張でご飯が喉を通らなかったり。
付き添いの私は見守ることしかできません。がんばれ!!
昼食後は、午後の試験に向けて準備運動と最終確認です。



試験が始まると、付き添いは見学できないので会場外で待機です。
きっと、大丈夫!!
試験終了時間になると付き添い者も中に呼ばれ、結果発表です。
試験終了、結果は
全員合格です!!!!

3人ともよく頑張りました!!
指導してくださった
光澤先生、井上さん、
三軒茶屋道院の先生方
本当にありがとうございました!!
後日、光澤先生から允可状と黒帯を送られました。

9月20日に行われた学園祭では3人とも黒帯を締めて、技と演武を披露しました!


貫禄もばっちりで、後輩指導をしています。
12月には柔整科2年、夜本科1年の川瀬さんが黒帯に挑戦します。
この記事を
最後まで読んでくださった方も、この勢いに乗って、一緒に少林寺拳法の黒帯を目指してみませんか?
花田学園地下柔道場
火曜日・金曜日13:00~
いつでもお待ちしてます!!