鮎澤先生の特別講演
こんにちは、橘です。
来る10月5日(日)に、恒例となっております同窓会講演会が催されました。

花田学園の同窓会講演会では、鍼灸の世界でご活躍されている先生をお呼びして、講演をしていただいております。
今年は
筑波技術大学保健科学部教授
筑波技術大学保健科学部附属
東西医学統合医療センター
センター長の 鮎澤 聡先生と、
本校の卒業生である成島 朋美先生
(筑波技術大学保健科学部附属
東西医学統合医療センター助教)
にお越しいただきました!


鮎澤先生は「鍼灸手技療法と新しい知」というテーマで講演していただきました。
物事をみるときには、さまざまな観点が必要です。技術の進歩だけに頼っても足りない部分があるよ、と気づかされるご講演でした。
「観察された悪いものを除く」という発想だけではない。
「機能」をつくりだすのは観測できるものだけではない。
「自分と患者さんの空間をいかにつくりだすか、、、!!」
単純なことではないですが、多くの鍼灸師に刺さります。
講演後にも卒業生が興奮した様子で、この内容について熱く語っていました。

成島先生の特別講演
成島先生は本校を卒業後、研修生として筑波技術大学保健科学部附属 東西医学統合医療センターに入所し、鍼灸の道を志して15年が経過しました。

今回は
「「病」と「健康」を繋ぐ:医療の中での鍼療法~エビデンスに基づく安全性・再現性の高い鍼治療~」というテーマでご講演してくださいました。
臨床現場での様々なご経験も踏まえて、脳神経外科医でもある鮎澤先生のご指導による脳機能的エビデンスに基づく頭痛に対する鍼通電療法と、安全性・再現性に優れた坐骨神経パルスについてご紹介いただきました。
成島先生の実技供覧
ご講演後に、続けて実技を見せていただきました。

頭痛に対する鍼通電、坐骨神経への通電です。その場で参加者から質問を受けながら、とても分かりやすい実技供覧となりました。


後頭部への刺鍼も拡大されて大画面にて、見ることができました。
鮎澤先生、成島先生、誠にありがとうございました。
懇親会の様子
毎年、同窓会講演会後に懇親会がございます!


乾杯の音頭は
花田学園同窓会副会長、
越石まつ江先生にお願いいたしました。

皆様との再会に懐かしさを覚えるとともに、1年という月日の流れの早さを改めて実感いたしました。 和やかな雰囲気の中、皆様と楽しいひとときを過ごせたこと、心より嬉しく思っております。 これからも、変わらぬご縁を大切にしてまいりたいと思います。
また次回の同窓会でお会いできることを楽しみにしております。