とつげきレポート

オリジナルのお屠蘇(とそ)作りに挑戦!

こんにちは、事務局の久田です!

漢方研究会が2週にわたってお屠蘇の基礎知識を学んだ上で、
オリジナルのお屠蘇作りに挑戦しました。

担当教員の伊丹先生と橋本先生よりレポートをいただきましたので
お知らせいたします。

そもそもお屠蘇とは?

お正月にお屠蘇を飲むご家庭もあるかと思いますが、参加した大半の学生はお屠蘇の意味や由来について知りませんでした。

お屠蘇とは、
酒やみりんに5〜10種類の生薬を浸け込んだ薬草酒で、
一年間の邪気を払い、長寿を願ってお正月にいただく祝い酒のことです。

屠蘇の「屠」は屠(ほふ)る、邪気を払うという意、
「蘇」は魂を目覚め蘇らせると解釈し、
邪気を払い生気を蘇生させるという意味だと言われています。

お正月にお屠蘇を飲む習慣は中国で始まり、
平安時代に日本へ伝わったと言われています。
嵯峨天皇の頃に宮中正月行事として始められ、
江戸時代には一般庶民に広まったそうです。

オリジナルのお屠蘇を作ろう

・枸杞(クコの実)  5粒
・クローブ(丁字)  5粒
・和山椒          5粒
・カルダモン   2粒 ※カルダモンは、潰す。
・スティックシナモン    2㎝位 
・ゆずの皮    少々

これを基準に、好みで多少の増減をしてお茶パックに入れる。

お酒は、日本酒または、本みりん
日本酒と本みりんを半々のどれかで250mlで一晩漬け込む。

大晦日に一晩漬け込んでおく。
元旦にパックを取り出す。

※お酒以外の材料は渋谷サクラステージにあるカルディコーヒーファームにて入手できますので気軽に始められるチャンスです!!

学生たちの感想

・試飲した時に身体が温まる感じがする。
・クローブ(丁字)は、クラフトコーラに入っているので、このお屠蘇のスパイスを炭酸水に漬けてみたい。
・花田オリジナルのレシピは、市販のとは違いクセがなくフルーティで飲み慣れない家族には大変好評です。今回も柚子を加えて作らせていただきます!筑前煮や伊達巻を作る時のお酒にも使うと、上品な仕上がりで一役買ってくれてありがたいです!

今後の活動について

最近の活動として、
漢方の基礎、体質診断(問診、腹診、舌診含む)、五行茶、耳ツボ。

また、卒業生にご協力頂き、
アロマ基礎、薬膳基礎などを行っています。

今後も卒業後に役に立つ内容をより実践的に提供できればと思います!

是非ご興味のある方は、お声掛けください。

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