教職員が皆さんにおすすめする本を紹介するコーナーが
スタートしました。
記念するべき第1回は、事務局の久田が
早見和真さんの「アルプス席の母」を紹介します。
この本との出会い
夏の高校野球の地方予選が始まるタイミングで
近所の書店の特設コーナーで紹介されていましたが、
その時は別の本を購入しました。
私は野球やサッカーなどスポーツ全般が好きで
帰宅後もずっと気になってしまい、
結局その日のうちに電子書籍で購入しました。
あらすじ
高校野球で甲子園を目指す息子の母親目線で描いていく作品。
声のかからなかった甲子園常連校を倒すことを夢見て、
息子と共に神奈川から大阪に拠点を移すことを決意。
夫を亡くし一人で息子を育てる母親が
不慣れな土地での暮らしや厳しい父母会の掟など、
困難に陥りながらも持ち前の明るさや正義感で
乗り越えていきます。
そして、最後の夏に親子で夢見た舞台に…
おすすめポイント
息子が挫折を乗り越えて成長する姿に嬉しさを感じながら、
活躍を祈る母親の気持ちがストレートに伝わってきます。
子を持つ親の心境を見事に描いており、
野球ファンのみならず、多くの人に読んでほしいと
思える作品です。
皆さんもよろしければ 是非‼